広島少年院について

広島少年院とは

広島少年院は、中国地方の広島県東広島市にあり、初等少年院と中等少年院が併設されています。
主に、14歳から19歳の少年が収容されている少年院です。

主席専門官を務めていた向井被告による暴力事件でも有名。

広島少年院 地図

広島少年院の住所
〒739-0151
広島県東広島市八本松町原11174-31
TEL:082-429-0821

職業補導

溶接科、土木建築課、情報処理科

広島少年院で受験できる各種資格等
アーク溶接(基本級、専門級)、半自動溶接(基本級、専門級)、フォークリフト運転業務特別教育、土木建築関係小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用および掘削用)運転特別教育、コンピュータサービス技能評価試験(ワープロ・表計算)、ITパスポート試験、危険物取扱者試験(乙4類・丙種)、高校卒業程度認定試験、全日本漢字能力検定試験、全国珠算教育連盟検定試験


主な1日の生活の流れ

 6:45 起床・清掃
 7:35 朝食
 9:15 朝礼
 9:20 職業補導実習・教科学習
      進路指導・問題群別指導
12:00 昼食・休憩
13:15 職業補導実習・教科学習
      情操教育・集会・体育
      (入浴:指定日)
16:50 夕食・自学習
18:00 学習
19:00 内省・日記記入
20:00 レクリェーション
21:00 就寝

広島少年院の歴史

昭和16年   広島市宇品町に設置(全国で5番目)
昭和20年5月 現在地に移転
昭和24年   現行少年法、少年院法施工
昭和48年   全面改築工事開始(終了:昭和51年)
昭和52年   「少年院の運営について」通達により長期処遇を実施する少年院となる。
平成 5年   長期処遇改善施策により、職業能力開発課程(初等・中等)、
        教科教育課程(初等)、生活訓練課程(初等)を設置
平成11年   生活訓練課程(中等)を設置

広島少年院の色々

広島少年院と言えば、やはり向井主席の少年虐待事件が有名な話ですね。

向井義被告が首席専門官をしていた当時、知り合いが広島少年院に入院していました。
ニュースで色々言っていましたが、本当にそのまんまみたいです。

また、警察に逮捕されている教官はほんのわずかみたいですね。
実際にはもっと多数の教官が少年に暴力をふるっていたみたいです。

また、向井元首席が虐待行為をしていたことを知っていながら、周りの法務教官たちは見て見ぬふりをしていたそうです。

これが少年の更生に携わる教官としてのあるべき姿なのでしょうか?
しかも向井被告は控訴していますが、個人的には反省の色が見られないのでは?と思ってしまいます。

今回は勇気ある少年が相談したから良かったものの、泣き寝入りしている少年は何十人、下手したら何百人といるかと思います。

向井被告もテレビやインターネットといったメディアで全国に名前をさらされ、2ch(2ちゃんねる)でも相当叩かれ、それなりの社会的制裁は受けてますが、少年を教育し更生させるための立場だったわけですから、暴力・虐待行為は絶対に許されることではありません。

向井元首席はたまたま事件が明るみに出て逮捕されましたが、他にももっともっと似たような事件が闇に埋もれているかと思います。

社会に迷惑をかけてきた少年たちなので、社会の方々からしたら「自業自得」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それが少年の更生につながるでしょうか?きっとつながりませんよね。

今後、第三者の機関が立ち入り、少年院の職務状況に関してはしっかりと監査していただきたいものです。

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