少年院出院後に独立起業する

将来的に、独立して仕事をやっていきたいと思っている人も少なくないのではないでしょうか。

ただし、自分で会社を起こし、自分で経営をしていくことは決して簡単ではありません。

どのようなビジネスで勝負していくかにもよりますが、早くても20代後半、基本的には30代までは独立は我慢した方が良いと個人的には思います。

理由としては、まず若すぎるとなかなか社会が相手にしてくれないからです。
そして2つめは、独立して経営していくのであれば、必ず人脈が必要になります。

どこかに就職して実務経験を積んでいくとともに、社会の仕組みを勉強しながら、人脈を築き上げていくことが大切だと思います。

ましてや少年院上がりとなると、色々なリスクもありますし、焦らない方が良いでしょう。

また、会社に勤めることでしか得ることが出来ない(または得るのが難しい)ことも沢山あります。

ガテン系の仕事であればあまり関係ありませんが、ホワイトカラーの仕事に就くことで、お客さんに対する対応の仕方、ビジネスメール・敬語、電話応対、名刺の受け渡しの諸動作などなど、ビジネスにおけるあらゆる基本・常識を学べることができます。

独立してからでは、どうしても自己流になりがちで、当たり前のことが出来ていなかったりします。こういう点でも、サラリーマンになることはメリットであると言えます。

人脈の必要ない業種

独立するといっても様々な職種があり、そのどれもが基本的には人脈が必要になってきますが、中には人脈がなくとも成立するビジネスも存在します。

それは、ネットビジネスです。

よく「アフィリエイト」などと耳にすることもあるかもしれませんが、それも1つのネットビジネスです。 ただし、ネットビジネスで生計を立てていくには知識と努力、そして並大抵じゃない忍耐力が必要です。

簡単な気持ちで「ネットビジネスって楽しそう!何もしなくてもお金が入ってくるんだよね?何もしなくても収入があるとか最高じゃーん!」というようなノリであれば、間違いなく成功しません。

もしも知識がゼロまたはゼロに近い人がネットビジネスにチャレンジするのであれば、まずは副業として始め、コツを掴んで収入が安定するまでは本業の収入を切らさないようにした方が良いでしょう。

このページの先頭へ