逮捕

逮捕。
最終的にどんな処分になるかはさておき、まずはここから始まります。

警察は、逮捕決行の前日に、容疑者の家の近くで張り込みをします。
確実に容疑者が家にいることを確認した上で、翌日の早朝に突入というのが一般的です。

まずはチャイムを鳴らし、そして名前を呼びまくります。
非常に近所迷惑ですが、まぁそんなの関係ないようです。

住んでるところが賃貸ならば、居留守を使っても大家から合鍵をもらって強制的に入ってくるので、時間稼ぎにはなりますが、基本的には無駄です。

あまりにも居留守をしすぎると、場合によってはどこかの窓を割って入ってくることもあるみたいです。

まぁ、そのような形で、自ら外に出るなり警察が強行突破して勝手に入ってくるなりしたら、とりあえず2通りのパターンに分かれます。

その場で逮捕状を見せられ、そのまま逮捕される場合もあれば、とりあえずは任意聴取ということで警察署に連れて行かれ、そこで話を聞いた後に逮捕される場合。
まぁどっちにしろ逮捕状が出ている限り、実際に事件を犯したかどうかも関係なく、逮捕は免れないです。

警察署へ連行

警察署に着いたら、まずは取り調べ室で事件について聞かれます。
ここで早く自供するか否認するかは、個人の自由です。
償いの気持ちがあるのであれば、即自供しましょう。

もし償いの気持ちが無く、事件に関する決定的な証拠もないのであれば、否認しとけばいいと思います。ただし、そんなのではいつまで経ってもしょうもない人間のままです。自供し、罪を償い、早く更生しましょう。

また、仮に否認したとしても、逮捕状があれば結局その日は逮捕されることになります。

一定期間、刑事からの尋問を否認してたら、刑事がしびれをきらして逮捕状を出してきます。
そして名前やら被疑事実やらを読み上げられ、「逮捕」される。

ここで一般の方が想像するのは、銀色の手錠を、腕におさえつけるようにして「カシャッ」とするシーンじゃないでしょうか?

が、実際には手錠の色は黒色で、手錠をはめるときもドラマみたいに「〇時〇分、逮捕。カシャッ」という感じではありません。手錠を開いた状態で、丸い洗濯バサミで両側から挟むようなイメージで、キリキリキリと閉めていきます。

また、手錠だけでなく、手錠から縄がつながっており、さらにその縄を腰に巻かれ、その縄を刑事が持つといったオマケつきです。
一言で言うと、まさに犬の散歩のような状態。実に情けないです・・・。

で、その日はそこまで深い話もすることなく、留置場に連れて行かれます。

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