出院までの流れ
少年院の入院から出院までの主な流れは、以下のようになります。
少年院に入院すると、まずは2級下から始まります。
以下、俺が入った少年院の一例です。
→入院
2級下→2ヶ月(予科)
2級上→3ヶ月(中間期)
1級下→3ヶ月(中間期)
1級上→3ヶ月(出院準備生)
→出院
以上のように、各期間ごとに進級するシステムになっています。 ※上記は、中等少年院で合計期間が約11ヶ月の場合です。
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収容期間と設定期間
上記で紹介した約11ヶ月の収容期間のことを「設定期間」と言ったりしますが、ここの期間は、最初から決まっています。
しかし、生活態度が悪かったり規律違反を犯したりなど、その他こまごまとした理由で期間がのびることは多々あります。
設定期間としては、特修短期処遇では原則として4ヶ月以内、一般短期処遇では原則として6ヶ月以内、長期処遇では原則として2年以内と定められています。
長期処遇の場合、一般的には10ヶ月~12ヶ月が設定期間となっており、それよりも長期の収容となる少年には、家裁から「相当長期」や「比較的長期」などの勧告を受けることで18ヶ月や24ヶ月などの設定期間が選択されたり、それ以上になったりという形になります。
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